箱根登山鉄道

数年前より箱根のあじさいを登山鉄道とともに狙いたいと思っていましたが、ついにその日がやってきました。クルマで道中のプロセスが楽しめない、駐車場も読めないので、オール電車でトライ。箱根湯本駅は見たことはあるものの、ホームに降り立ったのは初めて。なかなかの広さは観光に特化した証しでしょう。

箱根湯本から2つ目の駅はスイッチバックで上下線が連絡して行き交う大平台駅。
箱根湯本から2つ目の駅はスイッチバックで上下線が連絡して行き交う大平台駅。
夏の日差しをギンギンに浴びるあじさい。
夏の日差しをギンギンに浴びるあじさい。
大平台駅で待機中のモハ1形。
大平台駅で待機中のモハ1形。

まずは旧型のモハ1型から乗車。この車両は1950年生まれでエアコンのようなヤボな設備はございません。国鉄でいうならP6でしょうか。箱根湯本を出発すると、もう坂を上りっぱなし。そしてスイッチバックを経て大平台駅に到着。ここがカメラマン的には最初の撮影スポットで、二つ目のスイッチバック。駅で上下線待ち合わせそろい踏みを撮るのもよし、発車したての列車をアジサイ絡みで抑えるのもよし。ところが撮り鉄のマナーが最低。乗車していた列車が踏切で身を乗り出していた撮り鉄のおかげで急停車。運転手は司令部に電話するわ、顔を出して大声で注意するわでグチャグチャ。

急カーブとトンネルが連続する登山鉄道。
急カーブとトンネルが連続する登山鉄道。

今回は第一弾として、「宮の下駅」で下車。周辺のパトロールと腹ごしらえに集中して下見。宮ノ下駅前には足湯をしながら楽しめるカフェなどがあり、さすがにかゆいところに手が届く、観光客が泣いて喜ぶシステム。そしてこの時期主役のアジサイも異常なほど咲き乱れ、こちらもええ感じでした。

宮下駅前のNARAYA CAFEは足湯に浸かりティータイムができる。
宮下駅前のNARAYA CAFEは足湯に浸かりティータイムができる。
最新車両の3000系アレグラはなかなかの展望で運転席周辺は人だかり。
最新車両の3000系アレグラはなかなかの展望で運転席周辺は人だかり。

ある意味、江ノ電よりも楽しいかも知れない登山鉄道。
なるべく早めに第2弾乗車をやりたし。